2020年にスタートし、神奈川県、全国と実施してきた「公園ボランティア実態調査」。公園愛護会やアダプト団体など、多様な地域の公園ボランティア活動の実態や、担い手のリアルな声を集めてきました。
2022年度も調査を行うこととなり、アンケート参加自治体のエントリー受付をスタートします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
1)調査の目的:現状を可視化し、未来を考える材料にする
地域の公園、特に街区公園のような小さな公園を良い感じに維持していくには、住民の力が不可欠で、実際に多くの住民がボランティア活動をしています。公園ボランティアに関する制度設計は自治体ごとに異なりますが、高齢化・担い手不足は共通の課題に見受けられます。
課題や継続のための要因など、調査を通して現状を広く可視化し、共有することで、今後の公園と住民との良い関わりを考えていく材料とします。共通の調査項目でアンケートを実施することで、他地域との傾向の比較や参考情報の入手も可能になります。
2)調査の方法:郵送 もしくは インターネット
アンケート用紙とお手紙・返信用封筒は、当法人でご用意します。担い手団体への連絡や配布は、個人情報保護の観点から、各自治体にお願いしております。
担い手団体の皆様には、郵便で届いたアンケートに記入し返信用封筒でお戻しいただくか、QRコードやメールからアクセスしたインターネットフォームから回答する方法をお選びいただけます。
担い手団体からの回答は、当法人が直接回収・集計・データ化します。自治体内での取りまとめ等は必要ありません。各団体からの回答データは所属自治体へ提供しますので、効果的な支援にぜひご活用ください。
3)調査の内容:定量調査+定性調査
実態や傾向を調べる項目に加え、数値化しにくいリアルな気持ちを聞く項目も設定。毎年テーマを持って調査内容を設計・実施します。2022年度のテーマは、やりがいや活動継続のモチベーションに繋がる要因を探りながら、多世代で楽しむコツや新しい人の参加を促すノウハウなどを集める予定です。今年の調査内容の詳細は、順次アップデートしていきます。
4)結果の活用:データ共有と冊子制作
各団体からの回答データは、所属自治体へ共有します。調査全体の結果や傾向は、調査レポートとして公開する他、国土交通省へもデータ提供を行い、公園ボランティア活動支援に活用します。
また、調査結果に個別の取材記事やインタビューを加えた上で、タブロイド冊子を制作します。冊子は団体数分お送りしますので、アンケートの結果報告として各団体の皆さまにも配布いただけます。
これまでのアンケートでは、普段直接聞きにくい声を聞くことができた、各団体の個別の状況把握に有効だった、他と比較でき自分たちの自治体の傾向がよく理解できた、などの声をいただいています。他自治体での状況や比較など、より深く分析・対話をご希望される場合はご相談ください。
5)費用:無料(各団体への配布郵送費のみご負担ください)
アンケート実施に際し、アンケート用紙、返信用封筒(郵送費含む)、回答データの収集・分析・共有に関する費用は、当法人が負担します。自治体様には、各団体へ配布する際の封筒および郵送費のご負担をお願いいたします。
2021年の調査レポート
公園ボランティア実態調査2021 公園ボランティア編
公園ボランティア実態調査2021 全国自治体編
アンケート参加自治体の声
地域の人がより活動しやすい制度へ【大東市】:アンケート参加自治体の声
団体ごとの現状を詳しく知れた【大分市】:アンケート参加自治体の声
タブロイド
タブロイドPARK NEWS MAGAZINE Vol.2を発行しました
今年のアンケートのテーマや設問内容、スケジュールなどは、このページで順次アップデートしていきます。ご不明点やご質問はお気軽にお問い合わせください。