連載コラム
2023/4/28

”球根ばらまき”で春の花壇を華やかに

師岡打越第三公園(横浜市)

公園ボランティアの担い手の皆さんに、ご自分たちの公園での活動をレポートしてもらう「わたしたちの公園愛護会」。今回は横浜市の師岡打越第三公園のテラダ夫妻から。


こんにちは!テラダ夫妻のユリです。

今回は、愛護会で取り組んでいる”球根ばらまき”についてお話します。

師岡打越第三公園では、ここ数年11月~12月頃になると”球根ばらまき”イベントを開催しています。

春に向けてたくさんの球根を植え付けるイベントで、今シーズンで3度目の開催となりました。

”球根ばらまき”とは:

チューリップやヒヤシンス、クロッカスなどの春に咲く球根をたくさん用意して
 ①まぜる
 ②ばらまく
 ③うえる
の3STEPで、花壇に仕込むやり方です。

完成した花壇は「球根ミックス花壇」とも呼ばれています。

2021年は、(2022年の数をメモし損ねました・・)
・チューリップ 140
・アネモネ 150
・ムスカリ 150
・スノーフレーク
・ミニスイセン
・シラー
・アリウム
・ハナニラ  など 計500ほどの球根を準備しました。

チューリップだけでも、さまざまな品種を用意。あまり見慣れない、原種のチューリップも入れています。(強くて可愛くておすすめ!)

次は何を植えようか、チューリップのカタログを眺める時間は毎年のお楽しみです。

(4月中旬に開催される港北オープンガーデンの時期にも楽しめるように、遅咲きの品種を多めに仕込みました)
(シンプルな3STEPです)
(①軍手をしてよ~く混ぜます)
(②「3.2.1.それ~!」みんなで一斉に花壇へばらまきます)
(③球根が落ちたところに、穴を掘って球根を植え付けます)
(植えるときは、とんがりが上です ※アネモネはとんがりが下)
(ヒヤシンスなどは手がかゆくなる可能性があるので、なるべく軍手をしてくださいね)

みんなでせっせと仕込んだおかげで、毎年2月~5月にかけて、春らんまんな花壇を楽しむことができています。配色や開花時期をよく考えて品種を選ぶと、花壇に個性が出るのも面白い。

日に日に表情を変える開花リレーの様子は、また改めてレポートしたいと思います。

簡単だけれども奥が深い”球根ばらまき”。

気軽な地域のイベントとしても楽しめますよ!興味のある方、是非挑戦してみてください^^


取材・執筆
取材・執筆
テラダ夫妻

師岡打越第三公園愛護会所属。公園の近くに引っ越してきたタイミングで古株愛護会メンバーに誘われ、気がつけば公園愛護会に加入。夫婦揃って沼にハマりがちな性格から、今では公園の植栽をステキにすべく日々計画妄想中。何かと忙しい共働き子育て世帯が中心でも維持可能な、宿根草を中心としたナチュラリスティック花壇を目指している。愛護会活動全般を『師岡みんなの花しごと』と称し、SNSで活動記録を発信中。

師岡打越第三公園愛護会所属。公園の近くに引っ越してきたタイミングで古株愛護会メンバーに誘われ、気がつけば公園愛護会に加入。夫婦揃って沼にハマりがちな性格から、今では公園の植栽をステキにすべく日々計画妄想中。何かと忙しい共働き子育て世帯が中心でも維持可能な、宿根草を中心としたナチュラリスティック花壇を目指している。愛護会活動全般を『師岡みんなの花しごと』と称し、SNSで活動記録を発信中。

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