やっと公園活動が普通にできる季節になりましたね。みんなの公園愛護会理事の跡部です。
最近、みんなの公園愛護会でやっているランチトークベントについて紹介したくなり書き始めました。
トップの画像は、9月に行ったランチトークイベントにて、神戸での公園シェア畑を行っている事例をSoooGoodながたの西山泰さんが話してくれているところです。
ランチトークイベントとは?

みんなの公園愛護会では、毎月「推しの公園を育てる」活動をしている人をゲストにランチの時間にオンライン配信を行っています。
お昼ご飯を食べながら、素敵な活動をされているゲストの話を伺える時間です。
お仕事のランチタイムに、お家でのランチタイムに。顔出ししてもらえれば話しているほうとしても表情が見えてありがたいですが、耳だけで参加でもウエルカムです!
今まで以下のお三方をゲストに話をしてきました。
第1回のゲストは、連載もしてもらっています
NPO法人育てる芝生イクシバ!プロジェクトの代表 尾木和子さん。
「芝生育ては地域育て」というテーマでイクシバ!がここまでどうやって芝生育てをしてきたかの紆余曲折をお話いただきました。「どうしてこんなに素敵なコミュニティができているのか?」尾木さんの運営方針などを語ってもらうことでヒントが得られる時間でした。
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第2回のゲストは、生きる力の「いきちかクラブ」代表 向井愛さん。
「大人も子どもも学校も!」というテーマで、いきちかクラブがいろいろな人と一緒に公園ボランティア活動をやってきた工夫を紹介してもらいました。「地域の多様な人が関わる公園花壇のひらき方」のヒントが盛りだくさんでした。
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第3回のゲストは、神戸市長田区で楽しみながら公園育てや地域づくりを実践するSoooGoodながたの西山泰さん。
汚かった川のゴミ拾いからはじめ、公園ボランティアという仕組みを知り、いまでは長田区のいくつかの公園に人が集う仕組みづくりや文化づくりをサポートしています。
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やっている方の軽やかな雰囲気を伝えたい
ゲストでお呼びしている方々のやっている活動は、我々のレポート記事を通して伝えてきています。では、なぜランチ時間にオンラインで話をしてもらっているのか?
それはゲストの方々の「軽やかさ」「フットワークの軽さ」などのマインドを「話し方」や「表情」を通して伝えたいなぁと思っているからです。
公園ボランティアの方々がよく口にされる「無理せず、楽しく!」という言葉があります。ゲストの方々もやはり「無理せず、楽しく!」マインドで動いています。大変なことももちろんたくさんありますが、自分がやりたいと思ったことだから、理想に向けて楽しくチャレンジしていることが話し方や表情で伝わっているようです。
参加者の方々からもランチ時間に耳だけ参加できるということにも、以下のようなコメントをいただいています。
“ランチの時間だけって設定がとても有り難く参加しやすかったです”
“気軽に参加できてよかったです。次回も都合が合えば聞いてみたいです”
チャットで質問を受けたり、最後の5分間にゲストの方とお話して交流できる時間もありますので、ぜひお気軽に参加ください!
10月のゲストは師岡打越第三公園の寺田有梨さん。

10月のゲストは、横浜市港北区で子どもたちと一緒に公園愛護活動を楽しんでいる師岡打越第三公園愛護会の寺田有梨さんをゲストにお迎えし、30年以上続く公園愛護会の世代交代、公園でのナチュラリスティックガーデンづくり、地域活動に参加する楽しみなどを伺います!
こんな方におすすめ:
・公園をより魅力的にしたい方
・公園を使って地域交流やまちを面白くする活動をやってみたい方
・ご近所さんとのつながりづくりに興味がある方
・公園でナチュラリスティックな花壇づくりをしたい方
・自治体や公園管理に携わっている方日程:10/21(火)12:00-13:00
方法:GoogleMeet (お申込後、URLをお送りします)
申込:Peatixサイト、メールもしくはLINEでどうぞ!
お名前、ご所属、聞きたいことや期待していることなどをお送りください。
蛇足:公園隣接マンションの広告から感じたモヤモヤ

写真は仙台市青葉区にある北三番丁公園の隣に建設中のマンションの広告です。北三番丁公園は緑の環境デザイン賞緑化大賞を受賞している公園です。地域の方が、お隣にある木町通小学校が一緒に公園ボランティアに取り組み、こだわりのある樹木や植栽、コンポスト、花壇などなど地域に愛される公園です。

「こよなく北三番丁公園を愛する会」の方々が花壇の手入れなど活動しているとのこと。団体の名前も素敵ですよね。樹木も多いのに、明るい雰囲気。お昼ごろに伺いましたが、放課後には子供たちが多いそうです。

ヒマラヤスギなどこだわりの樹木についている樹木板は隣にある小学生たちが作ったもの。
このマンション広告では、その価値として「緑の環境デザイン賞受賞している公園に隣接」であることが謳われています。さらにビジュアルはまさしく公園込みで訴求されています。
このマンションに住む方にとっても、こんな素敵な公園を楽しめる環境の価値を感じてくれると思います。でも、でも。。。できたらこの公園に住むと一緒にこの素敵な公園の活動に参加できるところまで価値を描けたら??
新しいマンションで、新しい生活を始めるときに、地域のボランティア活動に参加するきっかけになる橋渡しをマンションデベロッパーと一緒にやることもできるのでは?
公園を消費する側から、一緒に価値を足していく側に。みんなで公園育てを楽しめる方向にムードを作っていきたいんだよなぁと再認識させてもらった広告でした。公園という土地や設備だけでなく、その上で行われているソフトも含めて「公園」だと、伝えていかなくちゃいけないですよね。頑張ります!